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内装のリフォーム

熟練左官による聚楽壁、漆喰壁など内壁の塗り替えや和紙ウッドチップの壁紙。フローリング、畳フロアー、クッションフロアー、スクリーン、カーペットなどで、がらっと変わるお部屋の雰囲気。内装リフォームでインテリアデザインを楽しんで下さい。
  • 漆喰
  • 01:内装左官 ウェーブ仕上げ
  • 02:内装左官 けいそうジュラックス土壁
  • 03:内装左官 聚楽壁(じゅらくかべ)
  • 04:内装左官 けいそうファームコート
  • 05:カーブ階段
  • 06:畳:たたみフロアー
  • 07:畳:アジアンスフロアー
  • 08:ライトスリーウォール
  • 09:ケナフ・和紙・ウッドチップの壁紙
  • 10:クッションフロアー
  • 11:カーペット
  • 12:カーテン
  • 13:ブラインド・ロールスクリーン・ラインドループ



究極の壁材「漆喰」

■漆喰は5000年の歴史を持つ優れもの

石灰は現在輸入ゼロ。全て国内生産で賄える数少ない豊富な天然資源です。

土壁の上に漆喰を塗って真っ白に仕上げた壁を漆喰壁という。昔は高級仕上げとして寺院、公家や武士などの住宅、城郭の壁面、財力のある人の蔵などに塗られていた。
漆喰は消石灰に砂、糊、麻スサや紙スサを混ぜて、水練りしたもの。
消石灰のことを普通は「せっかい」と呼んでいる。粘土とはちがい、石灰石や貝殻を高温で焼いて生石灰(せいせっかい・きせっかい)とし、これに水分を与えて消化(水和反応)させてつくられる。これを水練りして塗ると、空気中の二酸化炭素と反応を起こし、石灰石の成分に戻っていくことで徐々に硬化していく。そのため、土壁よりも緻密で硬く、耐水性が高いという特徴をもっており、外壁はもちろん内壁の仕上げ塗りに使用すると美しく健康的な空間が生まれる。

■漆喰(消石灰)はなぜ快適な住まいを造るのか

ー室内空間の健康化に貢献する不燃天然壁材ー

すぐれた特徴

■ホルムアルデヒドを吸着し、再放出させない
化学物質過敏症の原因となるホルムアルデヒド(家具・フローリング・壁のクロス貼り・新建材等に含まれる)を、漆喰(消石灰)は化学的に吸着し、一度吸着したホルムアルデヒドは再度空気中に放出されることはない。
天井、壁に漆喰塗りした室内に、人が居住できないほどの高濃度(16ppm)を人工的に発生させ、3時間を経過した数値を計ると国内安全基準(0.08ppm)を下回りその吸着力のすばらしさが発揮された。


■お部屋のジメジメを防ぐ
消石灰の微細孔により、高い吸放湿性能を有し、その吸放湿性能は、吸湿性で塩ビクロスの4倍、放湿性で12倍、結露を抑制し、お部屋のジメジメ感をとり除く。


■カビの発生を防ぐ
消石灰は、昔から乾燥剤や防カビ剤として使用されており、漆喰は、その特徴をいかし、カビの発生も予防できる、いわば天然防カビ剤である。防カビ性に優れ、透湿性のある漆喰の壁面は、結露等によるカビの発生を防ぐ。


■ペットやたばこの臭いを軽減する
ペット専用マンションの内壁に数多く使用されている漆喰。ペットの臭いだけでなく、たばこや焼き肉等の臭いも吸着し、高アルカリ性で多孔質の消石灰は、これら生活臭を吸着する。





左/消石灰の原料となる石灰石。
右/石灰石を焼いた生石灰。右は水分を与えて消化させ粉末になった消石灰。石灰(いしばい)ともいう。重油燃料で高温・短時間に焼いて消化した大量生産品が主流だが、ゆっくり焼き、空気中の湿気で自然消化させたものが良質とされる。


生石灰クリーム
生石灰クリームは生石灰を水に投入し、急激に消化させたクリーム状の材料で、消化方法は異なるが、成分は普通の漆喰と同じ水酸化カルシウムで硬化の仕方も同様である。ただ、生石灰クリームのほうが付着性がよく、表面が硬く、傷がつきにくいという特長をもつ。また、鏝(こて)で扱う左官材料と塗料の中間のような使い方ができ、色砂やすさ、顔料などを混ぜて左官材として、またクリームだけを刷毛やローラーで塗ってパターンをつけるなど、テクスチュアを工夫できる。鏝や布で磨けば光沢も出る。
生石灰クリーム

土佐漆喰
土佐(高知県)では風雨の厳しい自然条件を背景に、独特の漆喰が発達してきた。塩焼き製法による良質の消石灰に、発酵し茶色になった藁スサを混ぜ、水練りしてから数ヵ月寝かせ、熟成させる。その間に藁スサは細かく分解してなじみ、卵色のねっとりした土佐漆喰ができあがる。粘りがあるので糊は入れない。普通の漆喰より耐久性が高く、収縮、亀裂やちり切れなども発生しにくいという。
土佐漆喰

麻スサ・紙スサ
漆喰に入れる麻スサは大麻やマニラ麻などの繊維をほぐしたもの。繊維が強く、ひび割れを防ぐ。上塗りには白くさらしたものが使われる。また磨く場合は細かい紙スサを入れる。右・麻スサ(さらし)、左二つ・紙スサ。
麻スサ・紙スサ

漆喰壁には既調合材が使われるのが一般的。水で練って使うが、さらに砂や糊を追加するなど調整もきく。①上塗り用。細かい紙スサ、糊を含み磨きもできる。②黒漆喰。墨、麻スサ、糊を含む。③中塗り用の砂漆喰。砂、麻スサ、糊が入っている。④雲母粉は磨き仕上げのとき手ごすりする。